本はいつ、どんな時に読む?私の「読書時間」についてまとめてみた
まめに読まないと読了できない、遅読家な束子です。以前、1月に読んだ本のまとめ記事のはてブにて、つばささん(id:tsubasa123)から「いつ、どんな時に本を読むのか」とコメントを頂きました。
コメントに対しTwitter上で以下のような返答をいたしましたが、
@_tsubasa123_ この季節に一番時間を使っているのは寝る前、布団を温めながらですね。あと朝、コーヒーを淹れながら。結構「ながら読み」が多いです!
— 束子 (@tawashi027) 2017年2月3日
改めて「私っていつ本を読んでるかな?」と自分の<読書時間>を振り返ってみたので、まとめておきます。つばささんへの返信も兼ねていますが、本記事が「読書したいけど、いつ読めば良いか分からない!」と悩むすべての人のヒントになれば幸いです。
絶対読書とスキマ読書
絶対読書とは「この時間は絶対に読書をするぞ!」と自分で定めた時間のことを指します。僭越ながら、私が勝手に作りました。センスゼロな造語です。
"絶対"なんてついていると「なにがなんでも読まねばならぬ!」と感じるかもしれませんが、気負うことはありません。「とりあえずこの時間は暇なことが多いから、読書することにしようかなー」程度のノリで大丈夫。無問題。
絶対読書とは逆に、時間を定めないのがスキマ読書です。一般に広まっているスキマ読書と同じ認識でかまいません。
生活リズムや習慣によって本を読むタイミングや長さは異なりますが、一例として私の読書時間を「絶対」と「スキマ」に分けてみます。ちなみに併せて記述しているサイズとジャンルは、簡単に夢中になれてしまう漫画は省いているので悪しからず。
束子の絶対読書
朝、コーヒーを淹れながら(15分〜30分)
我が家では必ずコーヒーをドリップ式で淹れています──そしてほぼ毎朝、私がこの作業を担当しています。
やかんでお湯を沸かしつつドリッパーに濾紙(ろし)をセットして……とやることはいろいろありますが、支度が終わってしまえば手持ちぶさたになります。お湯が沸騰してすぐコーヒーが飲めるわけでもありません。読書のチャンスです。
長くても30分ほど暇な瞬間が訪れるので、私は毎朝、コーヒーを淹れながら読んでいます。本のサイズは、立ったまま片手で持てる文庫本か新書本。ジャンルは問いませんが、1日の始まりなので気分が上がるような本を選んでいます。
夜、就寝前(30分〜最大2時間)
ベッドに入って寝ころびながら読んでもよし、座って読んでもよしな就寝前の読書。以前はこのタイミングでスマホゲームなどに興じていましたが、現在は1日でもっとも本を読んでいる時間となっています。おかげで飲酒量が減りました……。
朝と違って心も本もじっくりと据えて読めるので、サイズは単行本や雑誌が中心。単行本を読む場合はノンフィクションや、ちょっと難しいビジネス書を選んでます。
束子のスキマ読書
移動中
スキマ読書の王道ですね。通勤、通学、目的地へ向かう道中、エトセトラ。あらゆる移動時間中もスマホではなく本に目を向けています。
サイズはやはり文庫本や新書本が良いでしょう。私は使っていませんが電子書籍でも良いかもしれません。複数冊をデータで持ち運べますし、便利そうです。
ジャンルは何でも……と言いたいところですが、他の人の目に入っても問題ないものにしてください。
私は過去に意図して目にしたわけではない──本当にたまたま、電車内で視界に入った隣席の乗客が読んでいた内容が官能小説で、居心地の悪い思いをしたことがあります。
待ち時間中
待ち時間も読書をする良いタイミングです。集合場所で待っている間や診療の順番を待っている時はもちろんですが、私は料理が出来上がるまでの時間*1や顔の保湿パック中も読んでいます。
サイズとジャンルは外出先なら移動中と同様、家の中なら読みたい本を選んでいます。
朝、早く起きたとき
例えば目覚まし時計やアラームが鳴る30分前に目覚めてしまった時──二度寝するような時間じゃないタイミングで起きてしまったら。ダラダラしながらスマホを操作したい気持ちを抑えて本を手に取っています。
CM中
テレビ番組のスポンサーからすれば「CM中に本なんて読んでるんじゃないよ!」と叫ばれそうですが、私個人からすれば「CMなんて面白くなさすぎて観てられない!」ものです。最近は番組自体も、心から面白いと思えるものは少ないですが……。
特にCS放送を観ていると、CMと見せかけた通販番組が15分ぐらい流れたりします。その時間は暇で暇で仕方がありません。なので、本を読みながら時間を潰しているのです。
CM中に内容の濃い一冊を読もうとしても、集中出来なくて全く頭に入ってきません。何度も再読して理解している本や、ライトノベルのように軽めのものを選ぶと短時間でも内容に入り込みやすいです。
読書時間は自分次第、ラクに楽しめる読書ライフを!
こうやってまとめてみると、恥ずかしい程ありきたりな読書時間ばかりですなぁ。やっぱり。
それでも、ありきたりな時間を毎日維持するのは、なかなかに大変です。ずーっと本の虫でいられたら良いけれど、現実的にはそうはいかないもの。習慣化したり、なんとか時間を捻出するしかありません。
最近つよく感じることは、読書時間は自分次第で確保できるということです。スマホに触ったりボーッとする瞬間を読書するタイミングに置き換えられれば確実。1ヶ月2〜3冊しか読めなかったのに7冊にまで増やせた私が言うのだから、間違いありません。
「絶対に読む時間」とは反対に「絶対に読まない時間とタイミング」も存在します。もしも次に読書時間について語る時があれば、読まない瞬間や時間の捻出方法を語ってみたいと思います。
*1:片付けなど、やるべきことが終わって暇な時に限る。