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貯金は難しくない!意識と習慣で貯める「貯金の方法」

 読者さんがジワリと増えていて嬉しい束子です。
「読者になる」ボタンの隣にある吹き出し内の数字が増える度に、ニヤリとしてしまいます。むふふ、有難うございます。

 数字が増えると嬉しいものは、読者数に限りません。いっぱいありますよね。そう、例えば給料とか。アドセンスの収益とか。貯金額とかね! お金欲しい!
 だがしかし。私たちの願いも空しく、お金はドカンと増えてくれないものです。ロト6で3億円が立て続けに当たってくれれば良いんですけどね、3回ぐらいで良いから。

 お金にまつわる悩みは色々ある。その中でも貯金に苦しむ人は意外に多い気がします。結構いるんですよ、私の周りには。「給料少ないから貯金なんて出来なーい」とか「一人暮らししてるから絶対無理ー」ってお悩みをお持ちの友人達が。特に前者。

 そんなお悩みの友人達に、私はいつも言いたいことがあります。

 貯金は難しくない。

 コツさえ分かれば、貯金はヌルゲーです。

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 今回は友人達のように「貯金できなーい」とお悩みのすべての人たちの為に、私流の「貯金の方法」をお伝えします。

お金を使わない

 これ。

 いきなりの究極論で申し訳ないが、お金は使わなければ貯まります。もうね、ビックリするほど貯まるから!

 私は外の世界──イベントやテレビ関係の美術スタッフ、医療事務員を務めていた頃、あんまりにも忙しくて仕事以外何もしていない時期がありました。もう、家帰ったら即寝る。休日は何処にも行かず、趣味にも浸らず寝る。服? 本? いつ買ったかなぁ? みたいな。

 そういう風に、稼ぐだけ稼いで使わない生活を送ると貯金は自然と増えます。お金を使わないは正義(貯金方法の観点からみて)。

必要最低限の金額だけ引き出す

 とは言っても、全くお金を使わずに生活することは不可能です。

 一人暮らしをしていれば家賃や光熱費や家賃、食費、その他必要な出費が必ず発生します。実家住まいだって、家に一定額を納めなければならないでしょう。因みに私は上記の「仕事以外何もしていない」頃は実家住まいで、給料の半分を家に納めていました。すんごいざっくり……。

 じゃあ、どうやって貯金していけば良いのか──簡単なのは、必要最低限の金額だけ口座から引き出すことです。

 口座を1つだけ所持している場合、家賃や光熱費などの支払いは引き落としにしていると思うので、引き出すのは食費を始めとする生活費や趣味に使うお金だと思います。その金額を必要最低限の金額に止めましょう

 だいたい分かっていると思うんですよ。1ヶ月にかかる食費とか、消耗品の金額とか、趣味に関する出費額って。消耗品は「今月コレとコレ買わなきゃなー」なんて予想がある程度立てられるし、趣味は「今月は◯◯の発売日だから!」「◯日にイベント行くから!」と明確な予定があれば出費額も自ずとハッキリします。
 食費、消耗品、趣味にかかるお金を予め計算して、必要な額だけ手元に置くようにする。そうすれば残ったお金をそのまま貯金に回すことが出来ますよね。

 口座を2つ以上持っている場合も同じです。支払いを含め必要な金額だけ引き出す
 ものすごい薄給で「必要額を引き出したら10円単位の金額しか残らない」って人以外は、ある程度のお金が毎月貯金できます。

必要最低限のお金だけ持ち歩く

 更に、財布には必要最低限のお金だけ入れて持ち歩くようにしましょう。

 余計なお金を持っているからいけないのです。最初から持ってなければ、余計な買い物はしません。余計な飲み食いも出来ません。

 買えない環境を作るのも、貯金の方法のひとつだと思います。

「◯円で生活する」ではなく「◯円残すように過ごす」

 貯金するとき「1ヶ月◯円で生活する!」とか「◯万円貯めるぞー!」って思ってる人が居るんですよね。

 それ、疲れませんか?

 私は疲れます。一時期「1ヶ月1万円で生活するぞ」と某番組のようなことを考えたり「1年で100万貯めるぞー!」と意気込んでる時期がありました。でも、そうやって考えてる時って意外と貯まらない

 甘いこと考えちゃうんですよ。特に「1ヶ月1万円」みたいに使う金額を決めていると「今月まだ◯円あるから、これ買える」とかね。甘々なことを考えて、気付いたら手元のお金減ってるの。ビックリするぐらい。
 で、最終的にカッツカツ生活になってゲンナリする。カッツカツになったおかげで預金に手を出しちゃう時もある──結果、考えてたほど貯まらない


 私のように甘ちゃんな思考をしている人や、貯金の縛りプレイに失敗する人は「◯円で生活する」ではなく「◯円残すように過ごす」方法に変えると、上手いこと貯金が増えるようになります。

 例えば「1ヶ月1万円」の場合。「1万円の範囲内で生活するぞ!」じゃなくて「1万円のうち2千円残すように過ごすぞ」と考えるのです。そうすれば自然と「2千円残すために、どうやって生活しようかな」って“やりくり”しますよね?
 何も考えず決められた金額内で過ごすより、必ず一定額を残す生活をすれば──1ヶ月で2千円が残る生活をすれば、1年で2万4千円の貯金が絶対に出来ます。

 更に「1ヶ月2千円は余裕だったから、今月は2千500円残すようにしよう」「3千円残すようにしよう」と残すお金を増やせれば、貯金額も上がっていくのです。ね? 簡単でしょ?

「本当に買う必要があるか」を問う

 お金を残す意識も大切ですが、出費を抑える意識も重要なこと。買い物をする時は常に「これ、本当に買う必要があるのだろうか」と自分に問いかけるようにしましょう。

 「買ったけど、あまり使ってない」「ほとんど着てない」──そんなものにお金を使うのは無駄です。捨て銭です。本当にお金を貯めたいなら、買う重要性を考えること。衝動買いは論外です。
 あと、「今すぐ必要じゃないけど……」という物も無駄です。今すぐ必要じゃないなら、今買わなくて良いじゃない! 必要になったらじゃダメなんですか!? ってことで先送りにしましょう。

「本当に“今”買う必要性があるのか」を問う。そして「今それを買うことが如何に重要で、必要なことなのか」を自分自身にプレゼンテーションする──その過程を経て重要性と必要性をしっかり見出してから、財布を開いてください。

時には思いっきりお金を使う

 ……と、ここまでケチケチした事ばかり言ってきましたが、時にはお金をパーッと使ってしまいたいものです。

 良いでしょう、パーッと使いましょう!

 お金を使う事は悪い事ではありません。むしろ、使わないと「死に金*1」になります。経済も動いてくれず、景気が良くなりません。景気が良くならないということは、給料やボーナスも上がらないということ。そして貯金は増えず、代わりにストレスが溜まる原因になる可能性もあります。

 時には思い切って、好きなもの、好きなことに沢山お金を使いましょう

 ただし「何にお金を使ったか分からない」使い方は止めてください

 例えば「食べることが好きだから、レストランのバイキングで死ぬほど食べた」とか「洋服が好きだから、好きなブランドの服買いまくった」とか。時間が経過してパーッと使った日を思い出そうとした時に「あれ……あの時のお金、何に使ったっけ?」となる使い方は、ただの散財であって無駄です。散財は貯金の敵と考えましょう。


 パーッとお金を使う時は、意味のあるものに使うこと!
 例えば最新パソコンを購入するとか、◯円分の本を買うとか、温泉旅行に行ってリラックスするとか。女性なら、エステに行くのも良いお金の使い方だと思います。スポーツ好きなら、いつもは行かないアウェイでの応援に足を運ぶのも良いかもしれません。

 とにかく「あの時、これ買ったな」「あそこに行って、楽しかったな」と振り返れるものにお金を使ってください。

 身になる買い物や体験は、自分の財産になります

お金は「貯める」ではなく「残す」、“やりくり”習慣と賢い使い方で貯金を増やすべし

 給料がドカンと増えないように、アドセンスの収益がドカンと増えないように、貯金もドカンとは増えてはくれません*2

 貯金を苦手とする人は、まず必要最低限のお金しか持たないルールと賢くお金を使う意識を持ちましょう。そして「お金を残す習慣」を日常生活に取り入れましょう

「今日の夕飯は何を食べようかな」と考えるように「何をどうしたら、1円でも多く残せるかな」と“やりくり”する方法が考えられれば、消費が抑えられ、結果的に貯金に回すお金が増やせます。“やりくり”の習慣が身について呼吸をするようにお金を残すことができれば完璧。習慣化される頃には、財布の中身が少ないことも、お金を残すことにも慣れきっていて苦痛がないはずです。

 (こういう可愛い系やおもしろ系の貯金箱だと、貯める意欲沸きそう。)

 貯金の心得はズバリ「塵も積もれば山となる」。たった100円でも、毎日欠かさず貯金箱に入れて1年、5年、10年と続ければ、それなりの大金になります。

 攻略に時間のかかるゲームだと思って、無理なくガッツリ貯蓄を肥やしてください。貯金は難しくないよ! 頑張ろう!

お題「貯金の方法」

*1:蓄えるばかりで使われないお金。また、活用されても効果がなく、無駄になってしまうお金のこと。

*2:大出世する、記事がバズるもしくは炎上する、宝くじが大当たりする場合を除く。