「SNS疲れた…」と感じた私が実践した3つの事と、SNSから離れて良かったこと
※2016年12月8日に追記されています。
またまた読者さんが増えていて、思わず「えっ!?」と二度見した束子です。
スターもたくさんありがとうございます!! 初の2桁スターに浮かれました。うひひ。ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。
さてさて。わたくし事ですが数ヶ月前、『SNS疲れ』になっていました。ちょうど下記リンクの「更新を休み続けた3ヶ月間」の出来事に当たります。
kimamalist.hatenablog.jp
もともとSNS自体に慣れてない上に暑さでへばっていた事もあり、当時の私は左右からカウンターパンチを受けた気分でした。イメージ画にするとこんな感じ。
本当に、この時期はダメダメでした。心身ともに。全然身が入らないのです。仕事もブログも。
私は「これはアカン」と思いました。暑さはともかく、せめてSNSの呪縛から逃れなければ……!! と。
今回は備忘録的に、実際に私が『SNS疲れ』となった時に実践した3つの事とSNSから離れて良かったなぁと思った事を紹介していきます。「SNS疲れた……」と感じている人の手助けになれば幸いです。
『SNS疲れ』とは
『SNS疲れ』を簡単に説明すると、TwitterやFacebook、LINEなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用しながら「疲れた……」と感じてしまう事を指します。
「疲れた……」というのは眼球疲労とか、肩こりで体が痛いとかを指すわけではありません。否、それも『SNS疲れ』と言えばそうなのかもしれませんが。身体的にではなく精神的な疲れの事を言います。
具体的な『SNS疲れ』
- SNSでのコミュニケーションが辛い(小さな事にも反応を示さなければいけない、イイネやハートを送らないといけない強迫観念)
- 情報に乗り遅れる=ハブられるかも! という不安を感じる
- 溢れるリア充投稿にうんざりする
- 周りに合わせてキャラを作らなければいけなくて辛い(ウケるような発言、良い人発言をしなければと考えて次第に窮屈になる)
- 友達やフォロワー、イイネ、ハートの数が気になって仕方がない(少ないと劣っている気分になる)
- 総合的に「面倒」と感じて辞めたくなる、全てを投げ出して居なくなってしまいたくなる
私が「これは『SNS疲れ』だな」と判断したのは以上の症状です。
実際に感じ、もうやだ! と投げ出すところまでいきました。他にも人によって、いろいろな『SNS疲れ』の反応があるかもしれません。
『SNS疲れ』になった時に実践した3つの事
1:SNSを見ない
これ、SNSを見ない。乱暴な方法のように思えますが、ものすごい効力があります。
とは言っても、すぐに「はい、やーめた! もう見ないー!」となれれば苦労しません。特に情報が更新され続けるTwitterやFacebookに張り付いていた人は、SNSから離れて情報に触れず、イイネや他人からの反応を確認しない事に強い不安を感じるでしょう。
しかし、よく考えてみてください。
情報を得なかったからといって、特に大きな影響が生活に出るわけではありません。普通に生きられます。必ずイイネやコメントをしないといけない病を患っているわけでもありません。
一度「疲れた……」という気持ちを鎮める為に、SNSを見ないようにしてみましょう。「必要最低限スマホに触らない!」ぐらいの勢いで離れても良いと思います。
どうしても見なければならない場合
仕事や家族との連絡でどうしてもSNSを見なければならない場合は、目的の箇所しか確認しないようにしたほうが良いです。必要なところだけサッと確認して、余計なところは見ない。直ぐにアプリを閉じてスマホないしPCを遠ざけましょう。
2:SNSを確認する時間を決める
見ないことに慣れて「疲れた……」という気持ちが鎮まったら、少しずつSNSに慣れていきましょう。
慣れていく時はガッツリ確認するのではなく、SNSを確認する時間を決めておく方が良いです。例えば「寝る前の5分だけ」とか「夕飯を食べた後、15分だけ」みたいに。短時間に止めておくと、SNSとの丁度良い距離感が自然に掴めてくると思います。
もちろん、「もう全く見なくても無問題!」という人は、そのままで居続けてください。
3:「イイネ」や「フォロワー」の数を気にしない
イイネやハート、コメントやフォロワー数が多いからといってエライわけではありません。気にしない方が良いです。「来るもの拒まず去るもの追わず」の姿勢でいましょう。
それからイイネやハート、コメントなどは自分が本当にイイネと感じた時、コメントしたいと思った時に送ってください。自ら「本当に送りたい時にだけ送る!」と決めておけば、他人からのイイネなどを無闇に気にする気持ちも薄れていきます。
絶対的に反応しなければならないもの以外は、心が揺れ動いた時だけ反応した方が良いですよ。
「未読スルー」は止めた方が良い
LINEなどでよく聞く「既読スルー」を回避する為、敢えて未読状態にしておく「未読スルー」というものがあります。「既読スルーだと印象が悪いから読まない」という理由で行うらしいのですが、私は「未読スルー」はおすすめしません。
何故なら、癖になるからです。
実際、友人からのLINEやカカオを「未読スルー」にして1ヶ月半放置していました。まあ、1ヶ月近く体調が宜しくなかったので、意図的にスルーをかましたのは半月なんですけど。見事に癖になりました。「あー、後で確認して送れば良いか」なんて考えて、そのまま1日が経ち、3日が経ち、1週間が経ち……。これはいけません。
癖にならないように「未読スルー」は止めた方が良いですよ。
SNSから遠ざかって得したこと
読書時間が増えた
SNSから遠ざかって得したことは、結構多くあります。
その中でも、読書時間が増えたことは大きかったです。
SNSに夢中な時は、どうしてもそちらに掛かりきりになって読書が疎かになっていました。でもSNSを──スマホを必要な時以外は遠ざけたことで時間が余り、自然と積んでる本に手を伸ばすようになったのです。
おかげで読みかけの本を大量に消化することが出来ました。わーい。
生産意欲が湧いた
読書が進み、精神面が軽くなったことで「文章を書きたい!」という生産意欲が湧いてきました。「文章を書きたい!」という欲は私の場合、そのまま仕事やブログでの執筆に繋がります。
先ずは仕事を少しずつこなし、ブログに着手できるようになりました。これも読書の次に大きなことです。
体調が良くなった
暑さに関わらず、体調が良くなりました。
SNSに「疲れた……」と感じていた頃は虚無感に襲われ、常に微熱が続いて、喉のつかえや胸の圧迫感に付きまとわれていました。おかげで只でさえ夏の暑さに萎えていた食欲が、更に落ち込んだほどです。
しかし、SNSから遠ざかって暫くすると、それらの体調不良が少しずつ軽減されていったのです。当時はまだまだ暑さの厳しい頃でしたから、体調不良の軽減はSNS離れにあると信じています。
SNSから離れても生きられる!振り回されない付き合い方をしよう
SNSは、ただのツールです。そのツールに振り回されてはいけません。
私はきっとSNSに振り回されていたのだと思います。今まで碌に利用せず、使い慣れてもいないのに激しく使ったから『SNS疲れ』なんてものを起こしたのです。
SNSを利用する時は適切な距離を保ちながら、振り回されない付き合い方をしましょう。ただのツールなのだから、自分の生活に合わせて使って良いのです。それでも「SNS疲れた……」と感じた時は、一度離れて別のことをしましょう。趣味でも仕事でも、ボーッとしても寝ても構いません。
マナーを守ったり、人との付き合いを大事にすることは大切です。でも、自分の体や心は、もっと大切です。無理せず大事にしてあげてくださいね。
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