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『トラベラーズノート』4ヶ月目の現状と使用感をレビューします

※2017年4月7日に加筆・修正しています。

 どうも、すっかり『トラベラーズノート』にハマった束子です。

 今年は2017年限定カラー「『トラベラーズノート』オリーブエディション」が登場する年です。3月24日に発売されたので、すでに手に入れて愛でている人もいることでしょう。

 オリーブ色の革は使い込むほどに色の深みが増します。個人的には同日に発売された『ブラス 万年筆』も気になるから、「『ブラス 万年筆』とオリーブエディション、買いましたぁ!」とレビューしたいところ。──しかし残念なことに、まだ手に入れていません。買おうと思ったけど、持ってるのを使い倒せば良いかなーと思って。

 なので本記事では「『トラベラーズノート』オリーブエディション」ではなく、使い始めて4ヶ月目になる私の『トラベラーズノート』の現状と使用感をレビューしていきます。

『トラベラーズノート』ってなに?

 そもそも『トラベラーズノート』ってなんぞ? というと、「手にとって旅に出たくなる」をテーマに作られたノートです。本革カバーのシンプルなノートだから旅先だけでなく、街中のお洒落なカフェに持ち込んで広げても違和感がありません

tawashino.hateblo.jp

 上記リンクから4ヶ月と少し。スケジュール管理から読書ノート、飲んだ日本酒の記録、ちょっとした日記などすべてを1冊にまとめています。これも中身を自分仕様にカスタマイズしたからできることですな。

 たぶん「ほぼ日手帳」や「ジブン手帳」だったら続いてなかったと思われる……。

4ヶ月、ほぼ毎日触り続けた『トラベラーズノート』

傷と装飾が増えた外観

 それでは使用中の『トラベラーズノート』を見ていきませう。

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 まず外観。革の色は購入当初よりは色とツヤが増しました。あと使ってるうちについた引っかき傷や、ペンの跡も残っています。LAMY万年筆を引っ掛けているあたりのがすごい。でも気にしない

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 開閉を防ぐゴムにはトラベラーズファクトリーで入手したメダルをつけています。富士山のイラストが、いかにも「旅」モノっぽい。画像では分かり難いですが、新品の頃より色がくすんでます。

裏面

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 裏面も良い感じに色ツヤが深まりました。

厚みの比較

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(買いたての頃)

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(カスタマイズ直後)

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(現在の厚み)

 カスタマイズした直後はジッパーケースをペンケース代わりにしていたので、歪(いびつ)な厚みがありました。今はペンが抜かれた分、厚みも落ち着いています。

革の柔らかみ、癖のついた湾曲とツヤ

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 革はだいぶ柔らかくなりました。万年筆を内側に挿しているせいもあって、湾曲した癖が一部ついてしまっています。

使いやすさを追い求める内側

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 クラフトポケット(前)には読書感想しおりと、読書用のふせんを。ペンケース代わりだったジッパーケースは、ブックマーカー入れにジョブチェンジしました。あと、一度利用したふせんを一時的に貼り付けていたり……。

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 何気に配置も変わっています。後部に置いていたジッパーが、今は前部に。

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 ペンケースの代用はたしかに便利で良かったです。が、手帳用の筆記具を万年筆に変更したことでお役御免となってしまいました。ジッパー内に立体物を収納することでボッコボコになり、書きにくかった失敗点もある。

あると便利なクリップ&下敷き

『トラベラーズノート』を使い始めた最初は不要かな……と思っていたけれど、実際に利用してみたら手放せなくなったアイテムのひとつが大きめのクリップです。

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 リフィル*1の作りの所為なのか「さぁ、書こう!」と開いても、私の『トラベラーズノート』はフラットに開いてくれません。放置すると完全に閉じてる。書いてる途中でも少しずつ閉じてきて、邪魔だなぁと思ったり。

 そんな煩わしさ解消のため、今では画像のようにクリップを使ってノートを広げています。文具店に限らず雑貨屋や100円均一に足を運ぶと、シンプルだけど洒落てるクリップが売られているから自分好みのものを探すのも楽しい。

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 手放せなくなったアイテムのふたつめが下敷き。トラベラーズファクトリーで購入した2017年デザインです。

 読書ノートなどに使っている軽量紙リフィルは紙がペラッペラ。画像では分かりにくいですが、下敷きのイラストや前ページの文字が透けます。インクの裏抜けはしないけれど。

 下敷きがなくても問題ありません。しかし、使ったほうが圧倒的に書きやすい。クリップと合わせれば紙がピンと張りますし。途中でグチャッとなる心配がないから、書くことに集中できます。

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 普段はクラフトポケットとカバーの間に挟んでます。書き途中の場合は栞(しおり)代わりにすることも。ちなみにクラフトポケット(後)は貰ったポストカードやチケットなど、なんでも入れられるように空っぽにしています。

『トラベラーズノート』は飽きない!馴染み、寄り添ってくれるノート

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 お気づきかもしれませんが、前回のカスタマイズで付けたインデックスは撤去しました。案外使いにくかったというか、邪魔だった。

 『トラベラーズノート』の良いところは「この機能は不便だなぁ」とか「これがココにあれば良いのになぁ」と感じれば、ある程度は自分でどうにか出来ちゃうところです。より自分好みにカスタマイズするのが楽しい。飽きない。

 あと、やはり革カバーの変化が良いです。長く使えば使うほど、構えば構うほど手に馴染む。本記事を書くために改めて自分の『トラベラーズノート』を見直してみて、中も外も世界にたった一冊しかない自分だけのノートだなと感じました。

www.midori-japan.co.jp

 まさに十人十色な『トラベラーズノート』だけれど、うちの子が一等かわいい(親バカ)。

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開封篇

語ってみた篇

カスタマイズ篇

*1:『トラベラーズノート』にセットするノートなどのアイテム