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2017年の手帳は『トラベラーズノート 』で決まり!開封したのでレビューします

※2017年4月7日に加筆・修正しています。

 毎年、翌年の手帳に悩むブロガー束子です。遂に、2017年の手帳を購入しました!

 ツイートの通り開封の儀をいたしました故、レビューしていきたいと思います。
 もう……革萌え

『トラベラーズノート』とは

www.midori-store.net

 『トラベラーズノート』とは「手にとって旅に出たくなる」をテーマに作られた、革カバーのノートです。
 一枚革の表紙にはゴムバンドが付けられていて、ノートなど自分の好きなリフィルを挟み込んで使うことが出来ます。サイズはレギュラーとパスポートサイズの2種類。

www.travelers-company.com

 カレンダーは数多くあるリフィルのひとつで、月間タイプと週間タイプ、週間+メモタイプの3種類が用意されています。紙は万年筆でも裏抜けしないことに定評がある『MD用紙』を使用。『MD用紙』って聞いただけで書きやすいって分かる、使ったことないけど。

 ちなみに、表紙の革は繋ぎ目のない“一枚革”になっていて、タイ北部の都市・チェンマイにて手作りで作られているそうです。

購入した『トラベラーズノート 2017ダイアリー』はコチラ

 今回購入したのは『トラベラーズノート 2017ダイアリー』のレギュラーサイズ。中のリフィルは月間タイプになっておりまする。

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 この、しっかりした箱に納められた外観。東急ハンズや世界堂などで見たことがある人も、居るんじゃないかしらん。

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 ビニールを取り外すと、本体が入った箱の他にダイアリーガイドとカスタマイズシール、包装されている内容を記した紙がお目見え。カスタマイズシールが可愛すぎて、使う勇気が出ぬ。

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 ダイアリーガイドにはリフィルとカスタマイズパーツの案内の他に、ミニダイアリーが作れるキットのようなものが印刷されています。組み立てると、トラベラーズノート10周年記念缶に入っている『トラベラーズノートミニ』にピッタリなのだとか。10周年間ほちぃ……!

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 本体が納められた箱をいざ、

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オープン!

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 コットンケースに包まれていました。謎の高級感と特別感が溢れてますね。

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 革製品に入っている「使用上の注意」を読むと、テンション上がります。私は。革だー!! って。

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 箱の中に入っているものは以下の5点です。

  • コットンケース
  • 牛革カバー
  • リフィル1冊(月間ダイアリー)
  • 革製品ご使用上の注意
  • スペアゴムバンド

本体

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 本体を見ていきましょう。表紙と中のリフィルを止めるゴムバンドは、シンプルな細いゴムになっています。カスタマイズしている画像を見ると、モチーフを取り付けたり、スズ製のパーツを内側に仕舞い込んでいる例をよく見かけます。

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 厚みはこんな感じ。リフィル1冊なので薄いです。

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 カバーの後ろ側には“TRAVELER’S notebook”の刻印が……格好いい。そして新しい革の匂いもします。堪らん、好き。

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 革が厚いので、結構しっかりしています。なので少し開きにくいですが、革は使っていくうちに馴染んで柔らかくなるので問題ありません。寧ろ、馴染ませて革を育てるのが良いのです。楽しい。

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 月間リフィルの表紙は暖かいオレンジ色。2017年と2018年の見開きカレンダーから始まり、年間、月間、世界地図、度量衡換算、無地ノートと続いていきます。

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(見開きカレンダー)

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(月間カレンダー)

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(無地ノート)

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 月間カレンダーの横には、その月の前月1ヶ月と、先4ヶ月分のミニカレンダーが印刷されています。このカレンダーが、意外と使いやすいんじゃないかって予感がしてます。予定を立てる時なんて特に。

現在との比較

 ちなみに、今(2016年)使っている手帳がコチラ。

kimamalist.hatenablog.jp

 『トラベラーズノート』と比較してみます。
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 厚さや素材が違うので当然ですが、全くの別物感がもの凄いです。革好きには堪らん。テンション上がるぅ!

現在感じている欠点

 まだ使い始めていませんが、感じている欠点は以下3点。

小物が入らない

 私は手帳の表紙ポケットに、いろんな小物や冊子を挟んでしまうタイプです。今使っている手帳にも『読書記録しおり』やら、ブックマーカーやら路線図やらを入れています。

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 しかし、『トラベラーズノート』は革1枚なので、収納スペースがありません。

ペン刺しホルダーがない

 ペンを刺すところがありません。まあ、表紙を止めるゴムバンドに挟むって手もあるんですけど。それをすると早くゴムが伸びそうだなぁ……なんて思ったり。

メモページが限られている(少ない)

 欲しいもの・買い物リストを書いて、ブログネタや書評の為の情報をメモして、料理した材料や調理法を書いて──と、いろいろ書くと圧倒的にメモページが足りません。

欠点はカスタマイズで解決する

 販売元のミドリさんは『トラベラーズノート』用のリフィルやカスタマイズパーツを、たくさん用意してくれています。なので、それらを利用して「自分が使いやすい手帳」に作り替えてしまえば問題ありません。

 更に『トラベラーズノート』のカスタマイズページ、Twitterやインスタグラムなどで「トラベラーズノート カスタマイズ」を検索すると、愛用者のカスタマイズ術や写真がいっぱい出てきます。
 私も調べてみて「こんな方法あるんだ!?」って驚くカスタマイズ方法がありました。きっとビビッとくる、参考になりそうな情報がきっと見つかるはず。

www.midori-japan.co.jp

自分だけの手帳に育てたい『トラベラーズノート 2017ダイアリー』

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 不要なものは徹底的に取り除き、必要なものだけを取り入れられる『トラベラーズノート』。手帳選びで「このページ要らないんだよなぁ」とか「機能を使いきれるか心配」と思い悩む人は、一度手に取ってみては如何でしょうか。

 素材が素材だけに初期投資額は高いけれど、リフィルはお財布に優しい価格なので来年、再来年も使っていけます。違うメーカーの手帳にしたい! と思ったら、手帳使いじゃなくノート使いに変更も出来ますしね。

 それに革は長く使えば使うほど、艶が出て色も味わい深くなります。革の風合いが変化していく様子を肌や目で確かめると、きっと愛着が沸いてくるはず。革好きな人も、革に馴染みがない人も、使い続ければ「この手帳はワシが育てた」と言いたくなるんじゃないかしらん。

 私はカレンダーが始まる12月までに色々カスタマイズしていきますぞ! とりあえず、ノートとポケットが欲しい。

 どんなカスタマイズをしたか、そしてどんな風に革の風合いが変化したのか。来年の手帳シーズンまでに、ちょくちょく記事にしていきたいと思います。
 革の手帳楽しみー! 早く「トラベラーズノート」使いたーい!!

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