1月に読んだ本をまとめてみた【読書術・ビジネス・エッセイ・小説】
月10冊、本が読めるようになれたらいいなぁ……と夢物語を浮かべてしまう束子です。
わざわざ“夢物語”と称した理由は24時間まるまる本の虫になるわけにはいかず、そのうえ遅読家ゆえに「月10冊」は理想論に近いと考えているからです。不可能ではないけれど、なかなかに難しい。
それでも出来るだけたくさん本を読みたい私。今年から<読書目標>をつけるようになりました。今回は目的などを含め、備忘録としてまとめておきます。
読書目標とは
読んで字のごとく「読書の目標」です。今月は何冊読破するのか、どんなジャンルを中心に読むのかなどを自由に設定します。
先月の目標は「本を5冊以上読む」。ジャンルは定めず、とりあえず読もうぜ! というスタンスで決めました。
月初めに立てた読書目標をスケジュール帳の「Note」欄*1にメモ。読んだ冊数を「正」の字でカウントします。
「読書メーター」も活用する
読書の記録はアナログ派──ネット上で管理する「読書メーター」や「ブクログ」の類はどことなく取っつきにくく無粋だと思っていたので、今までまったく使っていませんでした。
しかし今年は活用します。やはり読書目標を設定したからには、簡易的でも良いから月のデータをきちんと数値化したいもの。
お世話になるのは「読書メーター」さん。読了した本を登録するだけでページ数や冊数をグラフ化。さらに日、週、月に分けて平均値を出してくれるのが面白いので利用しています。
1月に読んだ冊数とタイトル
読書目標を初めて設定した1月。読了した冊数は7冊でした。無事、目標達成です。読んだ本のタイトルは以下の通り。
読書術
本は10冊同時に読め!ー生き方に差がつく「超並列」読書術(成毛眞 著/三笠書房)
1月4日読了。好き嫌いがハッキリと分かれる文章が印象的だった一冊。読書術を学ぶためとしては物足りないが、納得する部分も多く記されています。少なくとも読んで毒になる本ではない。
ビジネス関連
発想法ー創造性開発のために(川喜田二郎 著/中公新書)
1月12日読了。KJ法について記した一冊。指南書ではないのでKJ法を完璧にマスターできるわけではないが、成り立ちや基本的な活用と応用を学べる。50年前に書かれた本だけれど、現代でも十分通じます。
エッセイ
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる(石井好子 著/河出文庫)
1月7日読了。シャンソン歌手の石井好子さんによる料理エッセイ。お腹が空く内容なので、絶対に空腹時に読んではいけない。
東京の空の下オムレツのにおいは流れる(石井好子 著/河出文庫)
1月27日読了。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』の姉妹本で、やっぱり空腹時に読むと危険な一冊だった。ごくり。
小説
シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱(高殿円 著/ハヤカワ文庫JA)
1月17日読了。現代版、男女逆転ホームズ譚。若干の「百合」とSF要素が含まれています。シャーロキアンじゃなくてもミステリーを十分に楽しめる。伏線もりもり。次回作に期待大な一冊です。
氷菓(米澤穂信 著/角川文庫)
1月唯一の再読本、1月20日読了。懐かしくなると同時に「すべてはここから始まったんだな……」と感慨深くなる。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないーA Lollpop or A Bullet(桜庭一樹 著/富士見書房)
1月31日読了。タイトルなどから微妙な印象を抱き、ずっと積んでいた。ところが読んでみたら、なんともいえない悲しさと切なさを感じた。10代の頃に読めばよかった一冊。
2月の目標は「7冊以上読む」こと
今月の読書目標は単純に、先月の冊数を越えることを目指します。──と掲げたものの、2月は28日間しかないんですよね。
31日間で7冊しか読めなかった私が、最低4日に1冊のペースで読み切れるのか。非常に不安なところです。でも、立てちゃったからね。頑張って読みたいと思います。きっとゲーム時間を減らせば出来るはず・・・・・・!
*1:「Note」欄がなければ空きスペースに書きませう。